戸籍謄本と戸籍抄本 その1

戸籍謄本と戸籍抄本の違いに関してご説明します。

戸籍謄本とは、「戸籍に記載されている全員の情報」を写した内容が記載されているものを戸籍謄本といいます。今現在、全国の役所にて戸籍のコンピュータ化されていて、この場合は戸籍謄本とは呼ばずに「戸籍全部事項証明書」とも呼ばれています。

次に戸籍抄本とは、戸籍謄本の一部を抜き出したものです。つまり、戸籍に記載されている一部の人の情報のことを戸籍抄本といいます。

コンピュータ化された戸籍の場合は戸籍抄本ではなく、「個人事項証明書」といわれることになります。

ちなみに、住民票に関してですが個人について発行されるものです。しかし世帯全員ののった住民票を住民票謄本といい、個人だけの住民票を住民票抄本と通称されています。


戸籍謄本と戸籍抄本 その2

戸籍抄本を請求するに「夫だけ」とか「妻だけ」とか「息子だけ」といった感じに役所に誰の戸籍抄本が必要なのかを指定するのです。

籍抄本や戸籍謄本は、パスポートの取得申請をする際など、戸籍を証明する場合に必要になります。

戸籍抄本または戸籍謄本のどちらを提出しても構わない場合は「提出物:戸籍謄(抄)本 1通」と記載されています。

また、戸籍謄本と戸籍抄本を使うケースでは、戸籍の届けに必要になります。あと、相続の際に必要となってきます。