本籍と住民票の違い
本籍と住民票の違いを見てみましょう。
まず、戸籍は親子関係・婚姻関係といった家族関係を記録した書類で、日本国で地名、地番が実在すれば、日本全国どこへでもおくことができるものです。
有名な話で皇居の地番に本籍を置く方が多いというのは事実です。
つまり、戸籍を置いた地名地番のことを「本籍」といいます。
戸籍には「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の2種類あります。
「戸籍謄本」とは、戸籍に記載されている全員の情報を写したものです。
「戸籍全部事項証明書」ともいいます。
「戸籍抄本」とは、戸籍に記載されている一部の人の情報を写したものです。
「個人事項証明書」といわれます。
ちなみに、値段は全国一律、一通450円です。
住民票とは、現在住んでいるところと同居している人を記載した書類となります。
そのため本籍と違って、実際に住んでいる場所しか登録できません。
また、戸籍とは異なり、血縁関係や婚姻関係が無くても、同居人として登録することができあます。
住民票は、正確には「住民票写し」と言います。
住民票は「住民の居住関係を公証するもの」で、自分の住んでいる市区町村の窓口へ行き、住民票の写しを取るということになります。
住民票の写しを取る料金は自治体によってばらばらのようです。