本籍の移動

本籍は移動・変更することができます。

本籍を変更(戸籍を移動するということ)するために必要な届出は、「転籍届」を行います。

 

移動・変更する機会というと、婚姻・離婚・分籍などを行うときに行うのですが、転籍・分籍の手続きは新本籍地(新しく本籍にする自治体)か、旧本籍地(現在の本籍地の自治体)、または現住所の自治体で手続きを行います。

それでは、本籍を移動する際の種類を見てみましょう。

「転籍届」

例えば、引越しに伴い「大阪から東京へ本籍地を移したい」という場合に必要な届出です。

本籍の移動地はどこでも構いませんが、戸籍筆頭者かその配偶者に限られます。

「分籍届」

戸籍筆頭者とその配偶者が籍を離す場合には分籍届を行います。成人以上が対象です。

「入籍届」

再婚を機に、子供を再婚先の籍に入れたりするときに入籍届を行います。

「就籍届」

出生届を出さなかった人や捨て子の場合など、戸籍が無かった場合に就籍届を行います。