自衛隊とカレーライス

自衛隊とカレーライスには深い関係があったことをご存知でしたでしょうか。

私も実は知らなかったのですが、カレーライスを調べていると必ずといっていいほど自衛隊(軍隊)とカレーライスの話に出会うのです。
最初は何かの冗談かと思いましたが、歴史的にみても日本に普及して言った時代背景を考えると、自衛隊が大きな役割を果たしたといえます。
そこで、カレーライスと自衛隊とはどのような関係にあったのでしょうか。



カレーライスを調べると必ず自衛隊のカレーライスの話がでてきます。
日本にカレーライスを持ち込んだのは明治時代で、当時の日本海軍が持ち込んだといわれています。
明治時代はイギリスを模範としてきた背景があることから、
イギリス海軍の軍隊食にカレーがあったことから伝わってきたといわれています。
ところが、イギリス海軍のカレーはどちらかというとカレーシチューに近いものでしたが、
日本海軍が独自のアレンジを加えてご飯の上にのせるカレースタイルを開発したことになります。

このように、日本においてカレーライスは軍隊から各家庭に広まったという経緯がありますが、
カレーライスを美味しくしたのは海軍というよりも学校給食によるものだという話もありますが、
話は横道にそれましたので、今度は自衛隊とカレーライスをみてみましょう。

自衛隊において毎週金曜日の昼食にカレーが出てくることが伝統化されているが、海軍時代にいは土曜の昼食であった。
このように曜日が決まっていることについては、長期航海中でも曜日の感覚を取り戻すためともいわれていますが、
実は食料庫の余った食材を整理するためともいわれていますが、
海上自衛隊になってからも全ての部署において金曜日にカレーライスを食べているというのが現状です。

面白いことに、各部署で作り方が異なっているようで、オリジナルレシピを作っては、
カレーライスの味対決が行われているという話もあります。